司法試験予備試験2026:出願者15,764人のうち、実際に司法試験合格までたどり着くのは何人か

司法試験予備試験の出願から最終合格までの4段階の通過率を計算し、さらに予備試験ルートの司法試験合格率(90.68%)まで組み合わせて、出願者が最終的に司法試験に合格する確率を推定する。

司法試験予備試験は、法科大学院を経由せずに司法試験の受験資格を得られる、もう一つのルートです。合格すると、合格発表後の4月1日を起点とする5年間、司法試験を受験できる資格が得られます。法科大学院ルートと比べて時間的・金銭的負担が少なく済むことから、近年、人気が高まっているルートです。

1. 予備試験そのものの難易度:4段階の通過率。 令和7年度(FY2025)サイクルの実績では、出願者15,764人のうち、短答式試験の受験者は12,432人(出願者の78.9%)、短答式を通過して論文式に進んだのは2,620人(短答式受験者の21.1%)、そして最終合格者は457人(論文式進出者の17.4%)でした。出願者全体から見ると、457÷15,764=2.9%――出願者のうち最終合格できるのは、おおむね3%前後という計算になり、一般に言われる「合格率3〜4%前後」という数字とも一致します。

2. 予備試験に合格した後の、本当の難関は実は司法試験本体ではない。 予備試験ルートで司法試験の受験資格を得た人の、司法試験本体の合格率は90.68%(令和7年度)に達します。これは法科大学院在学中受験の52.66%、法科大学院修了者の21.91%と比べて圧倒的に高く、「予備試験に合格すれば、その後の司法試験はほぼ通過点に近い」という実態を示しています。つまり予備試験ルートにおける最大の壁は、予備試験そのものであり、その後の司法試験ではないということです。

3. どの記事も組み合わせて計算していない、出願から司法試験合格までの通し確率。 予備試験の出願から最終合格までの確率(2.9%)と、予備試験合格者の司法試験合格率(90.68%)を掛け合わせると、15,764人の出願者のうち、最終的に司法試験に合格する人の割合は、約2.9%×90.68%=約2.6%という計算になります。人数で言えば、457人×90.68%≈414人――今年度の予備試験最終合格者457人のうち、おおよそ414人が最終的に司法試験に合格する水準に相当します。この計算は、予備試験の出願から最終合格までの実際の人数(0079で既に整理済み)と、別の記事が報じている司法試験合格率(90.68%)という、通常は別々に語られる2つのデータを組み合わせたものです。ただし、この414人という数字は、今年度の予備試験合格者がそのまま平均的な予備試験ルートの合格率で司法試験を受けると仮定した推定値であり、実際の同一コホートを追跡した数字ではない点に注意してください。

4. 2026年サイクルの日程。 2026年の出願受付は2月16日に始まり、3月13日に締め切られ、短答式試験は7月19日に実施され、結果は8月6日に発表される予定です。

司法試験予備試験2026の最新日程は、Camino Prepの司法試験予備試験2026カレンダーページで確認できます。他の試験の日程は試験カレンダーにまとめています。

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